今年1月21日の野島水路のコサギの写真です。
当日のホームページに書きましたが、足に釣り糸が絡まっていた個体
です。

今日は、横浜水辺環境研究会のヨシ原再生実験ヤードでゴミ掃除であ
ります。ヤードに掃除に入ったらヤードにコサギの死体がありました。
嫌な予感がして足を見たら、予感的中。足に傷があり、釣り糸が絡まって
いました。

脛節の3pほど下のふ蹠に釣糸が絡まり、炎症を起こして腫れ上がっ
ています。これが原因で落鳥したようです。何ともかわいそうな状態
です。
1月21日の足の拡大写真を見ると、釣り糸が巻きついている部分が、
少し腫れているのが分かります。

一生懸命探すと見つからないくせに、落鳥したら私が清掃に行くところ
に居て待っているとは。ホームページに乗せろということでしょうね。
釣り糸が絡んでいたので心配はしていたのですが、やはり落鳥してしま
いました。心無い釣り人の釣針・釣糸の投げ捨てが、鳥たちにダメージ
を与えています。針つきや錘つきで10cm以上の釣糸はとても危険です
高切れしたハリスや道糸を海や海岸に捨てるのは止めましょう。
釣り人に気遣いをしてもらいたいですね。
念のために申し添えると野島水路での釣り糸による野鳥被害はとても
少ないのです。10年以上見ていて今回が初めてです。それでも残念。
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